3分と56秒の逢瀬

先週は七夕でしたね。
いわずと知れた織姫と彦星が一年に一回だけ会える日。

今年の七夕は、堺市の夜は久方ぶりに雲も少なく星が見えました。
ベガ(織姫)とアルタイル(彦星)は幸せそうに瞬いていましたよ。

まあ堺市の夜空は明るく天の川は全く見えないので、
二人は年がら年中いつでも会い放題なんですけど。

この七夕の物語は古代中国が発祥だそうです。
織姫と彦星、この二人はたまに間違えられるのですがカップルではなく、
れっきとした夫婦です。

天の神様が娘の織姫と牛飼いの彦星と結婚させたところ、
仲が良すぎて仕事をしなくなったので、
怒った父のお仕置きとして天の川で分けられてしまいました。

でもあまり織姫が悲しむので父は一年に一度だけ会うことを許しました。
これが七夕のお話ですね。

仕事をしなくなるほど夢中になっている相手と、
一年に一回しか会えないからかわいそうとは思いますが、、
一年を一日として換算すると、会える時間は毎日3分56秒です。
「毎日3分と56秒間だけ会ってる」と考えると、割といけそうな気がしません?

これが学生のカップルだとして、
「毎日昼休みにこっそり音楽室で3分と56秒間だけ会ってる」
なんて言っちゃうと、ずっと一緒にいるよりもトキめいたりしませんか。

あーちょっとうらやましいかも。。。

▶ 参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/七夕